この記事では、私がスキー場ペンションで約半年働いた体験談を紹介します。
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私は過去に12月から5月まで約半年間ほど長野県白馬村のペンションでリゾートバイトした経験があります。
この記事では、そんな私の約半年間のリゾートバイト生活について振り返っていきます。
この記事を読めば、ペンションでのリゾートバイト生活がどのようなものか把握できるので、
- リゾートバイトに興味がある
- ペンションでの住み込みバイトに興味がある
このような人は、ぜひ、参考にしてみてください。

ペンションでのリゾートバイトは大変だけど楽しいです。
リゾートバイトで田舎移住体験談!スキー場ペンションで約半年働いた感想!


ペンション(民宿)でのリゾートバイトの詳細は以下です。
勤務先 | 長野県白馬村のペンション |
勤務期間 | 12月下旬〜5月12日 |
職種 | ペンション業務 |
勤務時間 | 6時〜11時、17時〜21時 |
時給 | 900円 |
月給 | 約12万円〜18万円 |
寮 | 個室 |
寮費 | 無料 |
食費 | 3食無料 |
アルバイトスタッフ数 | 8人くらい |
私は長野県白馬村にあるスキー場近くのペンションで約半年間ほど働きました。
スノーボード目的で働いていたので、毎日、中抜け休憩中にスノーボードを楽しむことができて最高でした。



スキー場まで歩いて5分でした。
仕事内容は大変できつい?
ペンションの仕事内容は業務全般です。
具体的には、以下のような内容になります。
- 朝食の準備・朝食の配膳・朝食の片付け
- 館内清掃・客室清掃
- 夕食の準備・夕食の配膳・夕食の片付け



仕事内容は上記のような感じで、未経験でもできる業務になります。
朝食はオーナーが作っていたので、私はそれをお皿に盛り付ける係でした。
朝食の時間になり、お客様が来たら盛り付けしたお皿を配膳していくシンプルな仕事です。



夕食も朝食とほぼ同じで、清掃は体力があればOK!
また、冬のシーズンに関しては、雪かきの仕事もあります。
雪の降り方にもよりますが、仕事の15分前くらいに起きて、雪かきする日もありました。
内容は、お客様が通る導線を雪かきする仕事です。
それと、屋根の上に登って雪を落とす仕事も稀にありました。



雪かきは力仕事になりますので、良い運動になります。超寒いけど。
仕事着や道具はある?
ペンションでの仕事では以下のような格好で働きました。
- 動きやすい靴(室内用)
- 動きやすい服装(基本地味ならなんでもOK)
- エプロン
- ニット帽or三角巾(髪の毛が隠れればOK)
- メモ帳&筆記用具
私の場合、動きやすい服装は『上はパーカー&下はチノパン』的なスタイルで、その上にエプロンを着用していました。
私の働いていたペンションは小規模でしたので、ゴリゴリに接客することもありませんでした。



基本、フレンドリーな接客で『何か聞かれたら対応する』みたいな流れです。
それと、冬のシーズンは雪かきもありますので、あったかい服装も必要です。
私の場合は、スキーウェアを持って行っていたので、スキーウェアを着用して雪かきしてました。
また、仕事はルーティーンワークになりますが、覚えることもありますので、最初はメモを取りながら働くのが良いかと思います。
メモを取りながら動けば、2週間〜1ヶ月程度である程度、仕事を覚えることができますね。



仕事は覚えてしまえば後は楽です。
稼げた金額
稼げた金額に関しては、月によってかなり変動しています。
シフトが少ないときは約12万円ほどで、休みなくがっつり働いたときは約18万円ほどですね。
私が働いたペンションでは、時期によってお客様の人数が少ない場合があり、そんなときは休みになることもありました。



私の場合、スノーボード目的で働いていたため、休みになるぶんには問題ありませんでした。
2月は忙しかったので、約18万円ほど稼げましたが、1月下旬と3月はお客様の人数が減ったため、約12万円ほどの稼ぎでしたね。
ただ、寮費&食費が無料だったため、給料はほぼ全額貯金することができました!



リゾートバイトは支出がないため、稼いだお金は全て貯金できます!
ペンション(民宿)のリゾートバイトの1日のスケジュールを紹介
ペンション(民宿)のリゾートバイトの1日のスケジュールは以下です。
時間 | 仕事内容 |
4時30分〜7時 | 朝食の準備 |
7時〜8時30分 | 朝食オープン・片付け |
8時30分〜9時 | スタッフ朝食休憩 |
9時〜12時 | 客室清掃・館内清掃 |
12時〜17時 | 中抜け休憩・昼食 |
17時〜18時 | 夕食の準備 |
18時〜20時30分 | 夕食オープン・片付け |
20時30分〜21時 | スタッフみんなで夕食 |



お客様の人数によって、多少時間の変動はありますが、ざっくりこんな感じです。
清掃はお客様の人数によって、終わる時間が変動しました。
早い時は11時頃に終わる日もあります。
また、雪がすごく降った日は出勤の15分前くらいに起きて、雪かきも行いました。



中抜け休憩が5時間〜6時間ほどありましたので、毎日がっつりスノーボードを楽しむことができたのは最高でした。
ただ、お客様がほとんどいない時は、シフトが減ることも多々あります。
『働きたい』といえば、近くのペンションの手伝いも紹介してくれるようでしたが、私はスノーボードのことしか考えていなかったので、基本は休みにしてもらっていました。



スノーボード目的で働いていたので、休みは大歓迎。
生活環境


生活環境に関しては、徒歩圏内に『コンビニ』『飲食店』『スキー場』があって、個人的には不自由なく生活できました。
会社の車を借りることもできたため、車で10分の場所にあるスーパーに行くこともできましたので、生活環境は悪くなかったです。



度々先輩に飲みに連れて行ってもらいましたが、だいたい奢ってもらえたので、そこもかなりありがたかったです。
寮事情
寮は個室でした。
さらに、私はペンション内の一室を借りていたので、Wi-Fiの電波も良好でしたね。
また、冷蔵庫&テレビが部屋に設置されており、トイレは共同といった感じです。
お風呂はペンションのお風呂が利用できたので、毎日、温泉を楽しむことができました。



個室&Wi-Fi完備で、毎日温泉に入れるなんて、最高すぎる!
食事事情
食事は3食無料でした。
朝食は、お客様に提供する朝食を食べることができ、昼食はまかないを作ってもらっていました!
夕食に関しては、まかないを作ってもらったり、お客様に提供する夕食を食べたり、その日によって様々でしたね。



従業員みんなで鍋を食べることもありました。
人間関係
ペンション(民宿)のリゾートバイトの人間関係は良好でした。
私の場合は以下のメンバーで主に働いていましたが、家族のように接してもらうことができ、楽しく生活することができましたね。
- 60代男性(オーナー)
- 60代女性(オーナー嫁)
- 30代男性(アルバイト&店長的存在)
- 25歳(フリーマン)
- 20代男性(住み込みバイトではなく、時々働きに来る大学生スノーボーダー)
- 60代女性(現地に住む清掃バイト)
- 60代女性(オーナー嫁の妹)



ただのアルバイトにも関わらず、社員旅行にも連れて行ってもらいましたし、とても親切に接してくれましたね。
特に、オーナー夫婦と30代男性には可愛がってもらい、期間満了した際には『いつでも来ていいから』と声をかけていただきました。



こういった言葉は素直に嬉しいです。
ただ、私の場合は運が良かったという点が大きいと思います。
ペンションによっては『オーナーの性格が悪い』という職場も少なくないので、人間関係に関しては『運の要素が強い』と思います。



実際、私の友人が働いていたペンションのオーナーは酒癖が悪く、とても嫌な雰囲気の職場だったそうです。
応募から採用までの流れ
私は『スノーボードを毎日楽しみたい』という理由からスキー場近くのペンションで働こうと考えました。
そんな、ペンションでのリゾートバイトですが、私は以前、このペンションへはゴールデンウィークの短期間だけ働いた経験があります。
詳しくは「スキー場リゾートバイト体験談!ゴールデンウィーク(GW)の短期間だけ働いた感想!」の記事で紹介しています。


また、この仕事に関しては、リゾートバイトの派遣会社『ヒューマニック』に紹介してもらいました。



短期間だったので、派遣ではなく、人材紹介での求人紹介です。
ゴールデンウィーク期間、非常に働きやすかったことから、冬のシーズンに再び直接雇用のアルバイトスタッフとして、このペンションで働きました。
もともと、働いているメンバーを知っていましたし、雰囲気も把握していましたので、安心して働きに行くことができました。



勤務先のオーナーも、ゴールデンウィークに働いた経験があったので、スムーズに受け入れてくれました。
ペンション(民宿)のリゾートバイトで感じたメリット!


ペンション(民宿)で働いて感じたメリットは以下の通りです。
- 毎日スノーボードができた
- ペンションを経営するオーナーと仲良くなれた
毎日スノーボードができた
私は『毎日スノーボードを楽しみたい』という理由でスキー場近くのペンションで働きました。
なぜ、スキー場近くのペンションを選んだかというと『中抜けシフト』で働けるからです。
中抜け時間はだいたい『12時〜17時』くらいでしたので、毎日3時間〜4時間はスノーボードやり放題でした。



徒歩5分程度の距離にスキー場がありましたし、生活環境も最高でしたね。
もちろん、休みの日は一日中滑れましたし、同じようにペンションやホテルでリゾートバイトしつつ、スノーボードに熱中する友達もできましたので、毎日が楽しかったです。
このような生活環境だったため、飛躍的にスノーボードスキルも上がったように感じます。
山籠りのスノーボード仲間ができ、彼ら彼女らと滑ったことでかなり上達しました。
また、滑り終わった後は、温泉に行って食事をしつつ、最後はバーで飲みながらスノーボードの話をするのも楽しかったです。



スノーボード好きには天国みたいな生活です。
ペンションを経営するオーナーと仲良くなれた
私の場合は『一緒に働くスタッフに恵まれた』というのもあります。
実際、一緒に働いていたスタッフは以下の7人になりますね。
- 60代男性(オーナー)
- 60代女性(オーナー嫁)
- 30代男性(アルバイト&店長的存在)
- 25歳(フリーマン)
- 20代男性(住み込みバイトではなく、時々働きに来る大学生スノーボーダー)
- 60代女性(現地に住む清掃バイト)
- 60代女性(オーナー嫁の妹)
ペンションに住み込んで働いているのは、私含め、『オーナー夫婦』と『店長的存在の30代男性』でした。
この4人の人間関係はとても良好でして、『オーナー夫婦』は両親で『店長的存在の30代男性』は兄貴的存在でしたね。
また、『店長的存在の30代男性』とは2日に1回ほどのペースで軽く飲みに行っていたほどお世話になりました。(基本おごってくれました。)



オーナー夫婦も非常に仲が良く、私のことを息子のように接してくたのはとてもありがたかったです。
仕事終わりは、オーナー夫婦が鍋を作ってくれ、鍋を囲いつつ食事をする時間は、家族で鍋をつついているような感じで非常にアットホームでした。
オーナー夫婦とも家族のように仲が良かったですし、本来は3月末で終わるところを、スキー場がクローズする5月12日までいさせてくれたのはとてもありがたかったですね。
4月はほぼ仕事がなかったにも関わらず、住まわせてくれて、しかもご飯も食べさせてくれましたから、頭が上がりません。



4月に関しては、ほぼ仕事がなかったので、毎日一日中スノーボードしていただけですね。最高に楽しい日々でした。
ペンション(民宿)のリゾートバイトで感じたデメリット!


ペンション(民宿)で働いて感じたデメリットは『仕事がない日も多かった』という点です。
仕事がない日も多かった
ペンションで働いていた時は仕事がない日も多かったです。
ペンションの仕事はお客様の人数によっては、人件費削減のため、アルバイトのシフトを減らします。(シフトの減らし具体は勤務先にもよる。)
お客様の人数によって、シフトが変わるので、私が働いていた時の月収も『12万円〜18万円』と大きく変動しています。
ただ、何度も言いますが、私の場合はスノーボード目的で働いていたため、仕事が休みになるぶんには喜んでいました!
なので、『お金よりもスノーボード』という考えの私にとっては最高の職場でしたね。
一方で、『がっつりお金を稼ぎたい』『安定した収入を得たい』と考えている方からすると、良い職場環境だとは言えません。
もちろん、お客様が常にたくさん来る人気のペンションであれば、シフトが減ることはありません。
この辺りの勤務形態や勤務時間に関しては、事前に詳しく勤務先に聞いておいた方が良いですね。
具体的には以下の2点は必ず聞いておきましょう!
- お客様が少ない場合も仕事はあるのか?
- 休みの日や残業はあるのか?
勤務先にもよりますが、ペンションの仕事はお客様の入り具合によってシフトが変動するので、上記2点は事前に確認しておく必要があります!



安定してがっつり稼ぎたいなら、ペンションよりも大規模ホテルとかの方が良いかも。
リゾートバイトはプチ移住体験として最適な働き方だと思った話!


私は12月から5月まで、約半年間ほど、長野県白馬村のペンションでリゾートバイトしましたが、プチ移住体験として最適だと感じました。
理由は以下です。
- 職場の人と仲良くなることで、その土地のことを教えてもらえる
- 職場の人と仲良くなると、その土地で働く人たちを紹介してもらえる
まず、職場の人と仲良くなれるのはでかいです。
田舎だと、心を許してくれるのに時間がかかる場合がありますが、真面目に働いていれば、たいてい受け入れてくれます。



仲良くなると、仲間の一員にしてくれるので、居心地も良くなります。
そして、職場の人と仲良くなると、その土地の情報を教えてもらえます。
地元の人はどのように生活しているのか、税金周りから人間関係まで幅広く知ることができます。
さらに、職場の人と仲良くなると、その土地の仲間を紹介してくれることもあります。私の場合は、行きつけのお店を紹介してもらい、そこで働くスタッフを紹介してもらったこともありました。
このような感じで、職場の人と仲良くなるだけで、その土地の人と交流を持つことができます。私は地方移住はしませんでしたが、地方移住を考えている人からすると、とてもスムーズに地方移住できるだろうなと感じました。



仲間として受け入れられてから移住するのが理想的な流れかと思います。
ペンション(民宿)のリゾートバイトへ行く方法!
ペンション(民宿)のリゾートバイトへ行く方法は以下です。
- リゾートバイトの派遣会社に登録する
- 派遣会社に希望条件を伝えて求人を紹介してもらう
- 紹介してもらった求人の中から最も希望条件に合うものに応募する
上記の方法で求人を探すのが最も効率が良いですね。
派遣会社とのやりとりは以下のような感じ。



もしもし。イルカマンです。ペンションでリゾートバイトしたいと考え連絡いたしました。



ペンションですね。かしこまりました。希望の勤務エリアはありますか?



勤務エリアは長野県白馬村を希望します。



かしこまりました。個室と相部屋どちらを希望しますか?



個室を希望します。



かしこまりました。フリーマンさんの方で何か希望条件はありますか?



そうですね。『部屋にWi-Fiが通る』『リフト券を無料で貸しくれる』職場を希望します。



かしこまりました。では、その条件で紹介しますね。



よろしくお願いします。
希望条件を伝えるヒアリングは10分〜15分程度で終わります。
その後、希望条件にあった求人を紹介してくれるので、興味のある職場へ応募しましょう!



派遣会社を利用すれば、最短3日間で仕事が決まります。
ペンション(民宿)のリゾートバイトはいつからいつまで働けるの?
ペンション(民宿)は基本、夏シーズンが繁忙期になるかと思います。
ただ、スキー場近くのペンションであれば、夏と冬が繁忙期になりますね。
あとは、勤務地によってゴールデンウィーク期間限定でリゾートバイトスタッフを雇うペンションもあります。
つまり、まとめると、ペンションは以下の期間が忙しいです。
- 春 → ゴールデンウィーク期間のみ
- 夏 → 7月〜8月
- 冬 → 12月〜3月(スキー場近くのペンション)
もちろん、勤務地によりますが、だいたい、上記期間で働くことが可能!
求人募集は1ヶ月〜2ヶ月前くらいから始まるので、ペンションでリゾートバイトしたい人は、上記期間の1ヶ月〜2ヶ月前くらいから前から求人を探し始めましょう!
まとめ:ペンションでのリゾートバイトは最高に楽しいです!
ペンション(民宿)でのリゾートバイト体験談について紹介してきましたが、私の場合は『最高に楽しかった』という感想につきます。
上記でも紹介した通り、以下の点が最高な理由です。
- 毎日スノーボードができた
- ペンションを経営するオーナーと仲良くなれた
上記の理由から、『アクティビティ目的』『経営者と関わりたい』という方にオススメなリゾートバイトになります。
大きなホテルだと経営者の方と関わるのはほぼ無理ですが、小規模な民宿やペンションであれば、かなり近い距離で働けます。
そして、経営者の方と近い距離で働くと価値観も変わりますので、良い経験になります。



私自身、オーナー夫婦と働けたのは良い経験になりました。
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