リゾートバイトの交通費は全額支給？領収書の有無や前払いはできる？

このような質問に答えます。

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結論から言うと、リゾートバイトは7割以上の人が交通費を全額支給されています。

残りの3割の人は全額支給されず、一部、自己負担でリゾートバイトへ行っています。

また、交通費を支給してもらう条件は『契約期間を満了すること』です。

契約期間を満了すると、最後の給料日に、給料と一緒に交通費が支給されます。

そのため、行きの交通費は自分で用意する必要があります。

リゾートバイトの交通費は全額支給されるの？

リゾートバイトの交通費は、勤務先によって支給される上限金額が決まっているので、全額支給されるかどうかは勤務先によります。

ただし、リゾートバイトの派遣会社『グッドマンサービス』では『7割以上が交通費を全額支給されている』というデータを公開しています。

0円 → 73%

1円〜5,000円 → 17%

5,001円〜 → 10%

引用元：リゾートバイトの交通費について実例を元に詳しく解説

73％の派遣スタッフが交通費を全額支給されており、1円〜5,000円を自己負担で移動した派遣スタッフが17％。

5,001円以上を自己負担で移動した派遣スタッフは10％しかいないので、90％の派遣スタッフが交通費を5,000円以内に抑えていることがわかります。

また、これは私の感覚になりますが、だいたい、交通費の上限を超えて、一部、自己負担になってしまうケースは『沖縄』と『北海道』が多いです。

どうしても、飛行機を利用するとなると、交通費が高くなるので、『沖縄』と『北海道』で交通費全額支給はほとんどないかと思います。

一方で、本州であれば、交通費の上限内で移動できるので、交通費全額支給になるケースが多いです。特に近場を選べば、基本、交通費の上限を超えることはないです。

リゾートバイトで支給される交通費はいくら？

リゾートバイトの交通費は勤務先によって、上限が1万円未満〜5万円以上と様々です。

実際、リゾートバイトの派遣会社『ヒューマニック』が公開している交通費の上限のデータは以下です。

明確な数字は記載されていませんが、上記のグラフを見て分かる通り、交通費を全額支給してもらえるかは勤務先によります。

そのため、もしも、交通費を全額支給してもらいたい場合は、支給される交通費に対して、交通費内で移動できる勤務地を選ぶようにしましょう。

交通費の上限額に関しては、派遣会社の担当者に聞けば把握できますし、交通費の上限を超えそうであれば、「交通費の上限を超えてしまうかもしれませんが大丈夫ですか？」と担当者から必ず説明があるので、心配ありません。

応募する前に必ず上記のような流れで交通費の説明があります。

リゾートバイトの交通費は上限を超えると一部自己負担です！

リゾートバイトの交通費には上限があるため、上限を超えてしまうと、一部自己負担になります。

例えば、内定が決まった勤務先の交通費の上限が3万円だったとします。

しかし、実際の交通費が往復で4万円かかってしまう場合、1万円は自己負担となります。

このように交通費の上限を超えてしまう場合は自己負担になるので、求人を紹介してもらう際に、交通費の上限と交通経路を把握しておく必要があります。

リゾートバイトの交通費をもらう条件！

リゾートバイトの交通費は契約期間を満了すると支給されます。

そのため、リゾートバイトを始めたものの、期間満了せず、途中で辞めてしまった場合は、交通費が支給されません。

リゾートバイトの交通費が支給されるのはいつ？

リゾートバイトの交通費は期間満了後に支給されるため、振り込まれるのは最後の給料日です。

上記は私の給料明細なのですが、最終日にしっかりと交通費15,000円が支給されています。

リゾートバイトの交通費の仕組み！

リゾートバイトの交通費の支給には以下の2通りがあります。

上限が決まっていて、その金額内なら全額支給される

リゾートバイトの交通費は『上限が決まっていて、その金額内なら全額支給される』というケースがあります。

例えば、交通費の上限が3万円という場合であれば、どのように移動しても、交通費が3万円以内なら全額支給されます。

一方で、3万円以上の金額で移動してしまうと、上限からはみ出た金額は自己負担となります。

具体的には以下のようなイメージ。

パターン	パターンA	パターンB
交通費の上限金額	30,000円	30,000円
実際に利用した交通費	25,000円	35,000円
支給される交通費	25,000円	30,000円
自己負担額	0円	5,000円

交通費の上限が3万円だった場合、3万円以内なら全額支給され、3万円を超えた分は自己負担となります。

移動方法が指定されていて、その移動方法の交通費のみ支給される

リゾートバイトの交通費は『移動方法が指定されていて、その移動方法の交通費のみ支給される』というケースがあります。

具体的には以下のようなイメージ。

勤務地	愛知県のホテル
交通経路Aの交通費	東京駅からの電車代20,000円を支給
交通経路Bの交通費	大阪駅からの15,000円を支給

移動方法が事前に指定されている場合は、指定された通りの交通経路で移動することで、交通費が全額支給されます。

そのため、指定の交通経路通りに移動せず、なおかつ、指定の交通経路よりも交通費がかさんでしまった場合は、一部自己負担になる可能性が高いです。

よって、『移動方法が指定されていて、その移動方法の交通費のみ支給される』という場合は、指定された交通経路に沿って移動する必要があります。

リゾートバイトの行きの片道分の交通費はいくら必要？

リゾートバイトの交通費は期間満了後の給料日に支払われます。

そのため、行きの片道分の交通費は事前に自分で用意しなければなりません。

この時に注意したいのは、求人選びの際に、金欠なのにも関わらず、交通費全額支給だからと言って、遠い勤務地を選んでしまうこと。

もしも、所持金1万円しかないのに、交通費全額支給だからと言って、片道2万円の勤務地で内定をもらってしまうと、「そもそも、現地に行くことができない」という最悪な状況に陥ってしまいます。

そのため、リゾートバイト求人に応募する際は、事前に、片道分の所持金があるかの確認だけはしておきましょう。

また、リゾートバイトの派遣会社『グッドマンサービス』が行きの交通費の金額を調べたところ、以下の結果が出ています。

0〜5,000円
→27％

5,001円〜15,000円
→35％

15,001円〜30,000円
→28％

30,001円
→10％

引用元：リゾートバイトの交通費について実例を元に詳しく解説

上記のデータは片道分の交通費のデータになります。

リゾートバイトの片道分の交通費は住んでいる場所と勤務先の場所によって様々です。

そのため、リゾートバイトへ行く場合は、片道の交通費を事前に把握しておく必要があります。

確実に交通費をもらうためにも事前準備は忘れずに！

リゾートバイトの交通費の仕組みとして、

の2通りがあると説明しましたが、大前提として、事前準備はしっかりしておきましょう！

移動方法が指定されている場合は、必ず、事前に交通経路を確認し、予約が必要な場合は、早めに予約した方が良いです！

バスの予約にしても、飛行機の予約にしても、『席が埋まって予約できない』なんてことになったら最悪なので、内定した時点ですぐに予約することをおすすめします。

また、移動方法に指定がない場合でも、事前に交通経路を調べ、自ら移動方法をある程度決めておいた方が良いです。

『ギリギリに確認してバスの予約や飛行機の予約が間に合わない』なんてことになると、派遣会社や勤務先に迷惑がかかるので注意が必要です。

【実体験】バスの予約がギリギリになって危うく移動できなかった話！

私自身、年末年始の短期でリゾートバイトで危うくバスの予約ができなかったことがあります。

当時、私は年末年始限定の求人で内定をもらい、当日は、バス移動を指定されていました。

派遣会社の担当者からは、「バスの予約は早めにお願いします」と言われていたのですが、仕事が忙しかったこともあって、バスの予約を先延ばしにしてしまい、いつしか、「バスを予約する」ということを忘れてしまっていました。

そんな時、移動の数日前に派遣会社の担当者から「バスの予約取れましたか？」と電話が。

私は慌ててバスの予約を取ったのですが、その指定されたバスの席はもう2席しか枠がなく、あと、数日予約が遅れていたら、バスに乗れていなかったかもしれません。

もし、この時、バスの予約が取れていなかったら、移動方法が変わってしまい、交通費の全額支給も危うかったかもしれません。

私自身、このような経験があるため、「当日の交通経路の確保は早めに準備すべき」とこの記事を読んでいるあなたには強く伝えたいです。

内定もらってから当日までの準備に関しては『【採用後の準備】リゾートバイト当日(移動日)までにやるべきこと！』をご覧ください。

リゾートバイトの交通費は前払いできる？

リゾートバイトの交通費は前払いできません。

私が知っている派遣会社を全て調べましたが、交通費を前払いする会社は一つもなかったです。

そのため、リゾートバイトへ行く際は、最低限、片道の交通費を用意しておく必要があります。

また、『金欠でどうしてもお金が欲しい』という場合は、前払い制度が利用できる派遣会社の利用がおすすめです。

前払い制度が利用できる派遣会社は以下です。

前払い制度が利用できる派遣会社の中でも、勤務開始後、すぐに前払い制度を利用できるのは以下の派遣会社6社です。

そのため、前払い制度を利用する前提で考えるなら、以下の派遣会社6社のいずれかを利用するのがおすすめです。

派遣会社	メジルシ	スタッフエージェント	ファインコミュニケーションズ	ヒューマニック	ビーグッド	ワクトリ
上限金額	働いた分の9割	働いた分の6割	労働日数の70％	稼働時間の最大50％	10万円	5万円
利用回数	無制限	無制限	無制限	無制限	無制限	無制限
振込手数料	165円 ※セブン銀行は55円	165円 ※セブン銀行は55円	【3万円未満】 ・三菱UFJ銀行口座/110円 ・他銀行口座/550円 【3万円以上】 ・三菱UFJ銀行口座/330円 ・他銀行口座/770円	220円 〜330円	500円	220円 〜460円
利用条件	なし ※いつでもLINEから申請可能	なし ※いつでもスマホから申請可能	なし	なし ※お手続き完了後、 2日営業日後から利用可能	実際に働いていた分から 月に上限10万円まで	なし
前払い制度の 充実度	(5.0 / 5.0)	(5.0 / 5.0)	(4.5 / 5.0)	(4.5 / 5.0)	(4.0 / 5.0)	(4.0 / 5.0)
口コミ 評判	口コミを見る	口コミを見る	口コミを見る	口コミを見る	口コミを見る	口コミを見る
公式サイト	求人を見る	求人を見る	求人を見る	求人を見る	求人を見る	求人を見る

前払い制度が利用できる派遣会社に関しては「リゾートバイトの前払い制度の条件を派遣会社ごとに徹底比較！」の記事で詳しく紹介しているので、興味のある人はぜひ、チェックしてください。

リゾートバイトの交通費は領収書が必要？

リゾートバイトは勤務先によって、交通費の領収書が必要になります。

勤務先によって、必ず領収書を提出しないといけない場合があるため、このあたりも、必ず、担当者に確認をとっておいた方が良いですね。

領収書が必要な場合、宛名の指定がある勤務先もあるので、このあたりも必ず確認しておきましょう。

例えば、「宛名は『株式会社〇〇ホテル』でもらってください」といったようなイメージですね。

実際に私が移動で利用した新幹線の領収書はこちら。

領収書に宛名の指定がある場合は、電車の乗り換え等で、領収書の発行に時間がかかる場合があるため、当日は余裕を持って移動することをおすすめします。

また、領収書の提出が必要な勤務先の場合、領収書をもらうのを忘れてしまうと、最悪、交通費が支給されない可能性があります。

そのため、領収書の提出が必要な場合は、必ず、忘れずに領収書をもらいましょう。

リゾートバイト初日の流れに関しては「リゾートバイト初日の流れや服装を経験者が解説【挨拶ができればOK】」をご覧ください。詳しく紹介しています。

リゾートバイトの交通費を効率よく全額支給してもらう方法！

リゾートバイトの交通費は勤務地によって上限が1万円〜5万円と様々。

そのため、本土の中心あたりのエリアから北海道や沖縄へ移動となると、基本、上限を上回り、一部自己負担となります。

そこで、交通費を効率よく全額支給してもらう方法として、『山口県へ行くなら大阪府を経由して行く』というのもありかなと思います。（あくまで一つの考え方として。）

例えば、東京在住の方が6月1日〜8月31日までの期間、山口県でリゾートバイトするとします。直接、山口県へ行くと交通費が全額支給されないので、4月1日〜5月31日までの期間、大阪府でリゾートバイトするイメージです。

この方法なら、まず、東京から大阪府までのリゾートバイトの交通費は全額支給される可能性が高いです。そして、大阪府から山口県なら交通費は全額支給される可能性が高いです。

このような流れなら、交通費がオーバーすることなく移動できます。

ただし、ぶっちゃけ、この方法はあまり現実的ではないです。ただ、リゾートバイトしながら日本一周している人であれば、やってみる価値はあるかなと思います。

実際、私自身、2月1日〜6月30日まで山口県のホテルで働いて、7月1日に移動し、7月1日から広島県のホテルで働いたことがあります。

そのため、間を空けずに移動することは可能です。

当時の体験談に関しては「長期リゾートバイト体験談！最高に楽しいから3ヶ月間も期間延長した話！」と「時短勤務リゾートバイト体験談！短時間労働で副業に専念できた話！」で紹介しています。

また、北海道と沖縄に関しては、飛行機を利用すると思うので、全額支給のハードルは上がります。

勤務先によっては全額支給してくれる場合もありますが、北海道と沖縄に関しては、一部、自己負担になってしまうケースも多いです。

まとめ：リゾートバイトの交通費は期間満了しないと支給されません！

リゾートバイトの交通費事情は以下です。

リゾートバイトの交通費は期間満了しないと支給されません。

そのため、金欠で手元にお金がなかったとしても、片道の交通費は自分で用意しておく必要があります。

ただ、『手元にお金がなく、交通費を出すので精一杯です』といったような経済的にピンチな方は、前払い制度が利用できる派遣会社に登録するのがおすすめ。

派遣会社によって前払い制度の条件が違いますが、勤務を開始してすぐに前払い制度を利用できる派遣会社は以下の6社です。

派遣会社	メジルシ	スタッフエージェント	ファインコミュニケーションズ	ヒューマニック	ビーグッド	ワクトリ
上限金額	働いた分の9割	働いた分の6割	労働日数の70％	稼働時間の最大50％	10万円	5万円
利用回数	無制限	無制限	無制限	無制限	無制限	無制限
振込手数料	165円 ※セブン銀行は55円	165円 ※セブン銀行は55円	【3万円未満】 ・三菱UFJ銀行口座/110円 ・他銀行口座/550円 【3万円以上】 ・三菱UFJ銀行口座/330円 ・他銀行口座/770円	220円 〜330円	500円	220円 〜460円
利用条件	なし ※いつでもLINEから申請可能	なし ※いつでもスマホから申請可能	なし	なし ※お手続き完了後、 2日営業日後から利用可能	実際に働いていた分から 月に上限10万円まで	なし
前払い制度の 充実度	(5.0 / 5.0)	(5.0 / 5.0)	(4.5 / 5.0)	(4.5 / 5.0)	(4.0 / 5.0)	(4.0 / 5.0)
口コミ 評判	口コミを見る	口コミを見る	口コミを見る	口コミを見る	口コミを見る	口コミを見る
公式サイト	求人を見る	求人を見る	求人を見る	求人を見る	求人を見る	求人を見る

上記6社は勤務開始からすぐに前払い制度を利用できますし、無制限で申請できるので、日払いや週払いといったような形で給料を支給してもらうこともできます。

また、前払い制度が利用できる派遣会社に関しては「リゾートバイトの前払い制度の条件を派遣会社ごとに徹底比較！」の記事で詳しく紹介しています。金欠の人はぜひ、参考にしてください。