この記事では、私が学生からアラサーまでリゾートバイトを続けて『学んだこと』『得たもの』『失ったもの』を紹介します。
この記事を書いている人

といっても、「誰かに向けて書く」というよりは、「自分の頭の中を整理する」ような感じで、日記的に書きました。

せっかく10年以上・30回以上もリゾートバイトを続けたわけなので、このページに心の内を記しておこうかと思います。
私が30代アラサーまでリゾートバイトを続けて学んだこと!


私は19歳からアラサーまでリゾートバイトを続けました。
私のリゾートバイト体験談に関しては「リゾートバイト体験談!私の14年間&35回働いた経験談を全て紹介!」の記事をご覧ください。私が働いた勤務先について書いています。


初めてのリゾートバイトは専門学生時代の夏休みでしたが、当時はまさかアラサーになるまで続けるとは思ってもいませんでした。
しかし、初めてのリゾートバイトがとても刺激的で楽しく、「全国、いろんな土地で働き、生活して、いろんな人と関わりたい」と強く思ったのも事実。
その後、就職したものの、速攻で辞めて、リゾートバイト生活を続けました。
そんな、私がリゾートバイトを続けていて学んだことは多々ありますが、中でも、自分の価値観を大きく変えた学びは以下の3点。
- 手元に残るお金が重要である
- 多様な生き方があることを知る
- 主体的に行動することが大切である



上記の3つの要素が私の価値観を大きく変え、今に至ります。
手元に残るお金が重要である
私はリゾートバイトを経験して、とある女性と出会ったことから『収入-支出=手元に残るお金』が大切だと学びました。
私は冬の期間(12月〜5月12日)、スキー場近くのペンションで働いていたことがあるのですが、そこで40代の女性と出会ったことで、お金に対する考え方が大きく変わりました。
その40代の女性の半生は以下になります。
大学時代からスノーボードを始める。
↓
27歳までプロスノーボーダーを目指すが夢破れる。
↓
28歳から38歳まで10年間、都内のエステの受付で働く。
↓
38歳からスキー場近くのペンションで働く。
彼女は大学時代にスノーボードに出会い、プロを目指します。
夏はキャバクラで働いてお金を稼ぎ、冬は『スノーボードに専念する』といった生活を送っていました。
当時は、オフシーズンのトレーニング方法が少なかったため、「夏はガッツリ働いて、冬はスノーボードに専念する」というのがプロスノーボーダーを目指す人の生活スタイルだったそうです。



お金に余裕があるときは、夏のオフシーズンにニュージーランドなど、海外へ行き、スノーボードの練習に打ち込んでいたそうです。
「お金を貯めてスノーボードの練習に専念する」という生活を送っていた彼女ですが、27歳になったタイミングで夢を諦め、東京へ行きエステの受付の仕事を始めます。
エステの受付の仕事は『月収20万円前後』だったそうですが、東京は家賃が高く、出費も激しかったので、生活はかなりキツかったそうです。
そんな彼女の当時の金銭事情は以下になります。
月収 | +20万円 |
家賃 | −8万円 |
食費 | −4万5000円 |
電気代、水道光熱費 | −2万円 |
携帯代 | −1万円 |
交際費 | −3万円 |
雑費 | −5000円 |
合計 | +1万円 |



彼女はお酒が好きなので、仕事終わりによく飲みにいっていたそうです。
職場の付き合いなどもあることから、交際費もかさみ、毎月できる貯金は1万円程度。
多少のボーナスはあったようですが昇給はなかったようで、金銭的には大変だったそうです。
このような生活を10年間続けたそうですが、『スノーボードが大好きだった』ということもあり、昔お世話になっていたスキー場近くのペンションで働くことになります。(私がリゾートバイトしたペンションです。)
彼女のペンションでの生活は以下になります。
給料 | 時給1,000円 |
月収 | 約10万円〜30万円程度 (夏と冬に仕事が集中するため、繁忙期と閑散期で収入に変動あり) |
年収 | 200万〜250万 |
家賃 | 0円 |
食費 | 0円 |
電気代、水道光熱費 | 0円 |
携帯代 | −1万円 |
交際費 | −2万円 |
雑費 | 0円 |
合計 | +7万円〜22万円 |



車は会社の車を無料で借りていました。『ガソリン代だけ払っとく』という形で自由に利用できたそうです。
年収ベースで考えれば、東京にいる時よりもダウンしていますが、出費がびっくりするほどにかからないのが特徴的。
こうして、彼女はスキー場近くのペンションで働くようになってから、年収のほとんどを貯金できるようになり、毎年100万円以上貯金できるようになりました。
年に2回、閑散期に旅行へ行き、今では自分の車も購入しています。
さらに、結婚もして、ペンション近くのアパートで旦那さんと一緒に住んでいます。



しかも、アパートに住むといっても地方なので家賃は5万円ほどで借りていました。
彼女のライフスタイルを見ると、東京にいた時よりも、地方へ戻ってきてからの方が圧倒的に自分らしく生きていることがわかります。
それに加えて経済的にも余裕が出ています。
冬になったら大好きなスノーボードもできますし、閑散期には1週間〜2週間程度の長期旅行に行っていて、とても充実した日々を送っていました。



収入は低いけど充実した毎日を過ごしています。
そんな、彼女と出会って私は以下のことを学びました。
- 住む場所によって必要な生活費は変わる。
- 収入よりも、手元に残るお金が大切である。
彼女と出会うまで『正社員でないといけない』といった価値観を持っていた私からすると、大きな学びです。
「住む場所によって支出が変動する」ということを学んだので、東京で辛い日々を送るなら、地方へ引っ越すのもありかなと感じられるようになりました。
この出会いから、私の人生観は大きく変わりました。



期間満了したら次はどうするの?



いずれは東京で就職しようと思うんですよね。



マジで!?東京は出費が激しいから貯金すんの大変だよ。



確かに。よくよく考えたら大変かも。収入が上がる仕事でない限り、東京で生活するのは大変そう。



私も10年間、東京で生活していたけど、貯金なんてほとんどできなかったよ!でも、こっちに来て住み込みで働いたら年間で100万円以上貯金できるようになったんだよね。フリーマンもその辺よく考えた方が良いかも!というより、東京なんか行かずにここに住んじゃえば!



なるほど。そう考えてみたら『なんでもいいから正社員になればOK』的な考え方は間違っているのかも。
上記は当時の彼女との会話です。
彼女の何気ない発言から、私の価値観は大きく変化しました。
多様な生き方があることを知る。
リゾートバイトを続けていて良かったことは『多様な生き方に触れられる』ということです。
私はリゾートバイトを通して以下の人に出会いました。
- 冬はスキー場で働き、夏は東南アジアでのんびり暮らしている30代男性
- お金がなくなったらリゾートバイトして、お金が貯まったら遊びに行く30代男性
- スノーボードに打ち込んで大会にも参戦する20代男性
- 世界一周して日本に帰ってきた30代男性
- ピースボートで世界一周して日本に帰ってきた20代女性
- ワーホリへ行くためにお金を貯めている20代女性
- 自転車で日本を2周していて、海外でも自転車で旅に出る30代男性
- ペンションのオーナーになるべく、ペンションの店長を務める30代男性
- 夏は農家やって冬はスキー場で働く20代男性
- 夏は植木屋をやって冬はスキー場で働く40代男性
- 旅館を経営する兄弟(40代男性)
- ペンションを経営している60代夫婦
- 転職中の20代女性
- 留学費用を稼ぐ大学生
- 実業家を目指す大学生
- ひたすらリゾートバイトを転々として生活する20代女性
- 日本に働きに来ている外国人(台湾人、韓国人、ブラジル人、オーストラリア人)
- 日本に移住しているイラン人男性(50代、調理師)
上記は一部です。
お金にとらわれず、自由に生きている人もいれば、「将来は起業したい」と大きな目標を持っている人もいますし、転職活動中に気分転換で働きにくる人もいます。



本当にいろんな人がいて良い社会勉強になりました。
私はリゾートバイトへ行くまで基本的には、以下のような人間としか出会ったことがありませんでした。
- 学校の先生、塾の先生
- 学校の同級生、先輩後輩
- バイト先の従業員
そんな私からすると、『日本一周している同世代の人間】や『旅館オーナーを目指す野心むき出しの先輩』との出会いはとても刺激的でした。
そして、それと同時に『どんな目標を持っても良いのだな』と感じました。
前述しましたが、当時の私は『とりあえず20代のうちに正社員にならないといけないのだろうな』と考えていたので、自由に自分の意思で生きている人間はとても魅力的に見えました。
現在は、終身雇用制度が崩壊する一方で多種多様な生き方があり、多様な幸せの形があります。
私はリゾートバイトを通して『多種多様な生き方から、多様な幸せの形』を垣間見た気がします。



20代のうちに多種多様な生き方に触れることができたのは私の財産です。
主体的に行動することが大切である。
リゾートバイトに来ている人間の大きな特徴は『主体的に行動している』という点が挙げられます。
つまり『行動力がある』ということです。
正直、普通に生きていたら『リゾートバイトに行く』という選択肢はないと思います。
そんな中で、リゾートバイトの求人を発見し、心が動いて行動できる人って実は凄いことなように感じます。
私自身、リゾートバイトには興味があったけど、周りに相談したら反対されるし、一人で行くの不安だしで、なかなか動けないでいました。
しかし、それでもやっぱり興味があったので、『後悔はしたくない』という思いから、学生最後の夏休みにスキー場へリゾートバイトしに行きました。
そこで、色々な出会いがあり、普段出会えないような人間と出会ったことから、自分の見えている世界が少し変わったように感じます。
そして『”主体的に行動する”と学びが多いし、楽しい』ということに気づき、その後は『自分らしく生きよう、多種多様な生き方があるのだから周りに合わせるのは辞めよう』と前向きに行動できるようになりました。
このように主体的に行動できるようになってからは、興味のあることには挑戦できるようになったと感じています。



実際に今の私はブログにも挑戦しています。
一方で、リゾートバイトへ行くまでの私は、正直思考停止して20年間生きていました。
具体的には以下のような感じです。
- 親の勧めでバスケットボールを習い始める。なんだかんだで小学校3年生から高校3年生まで続ける。(高校時代は半分幽霊部員)
- 親に言われて塾に通う。特に目標もなく、言われるがままに勉強する。
- 親に『資格があると良いよ』と勧められて、なんとなく商業高校へ通う。簿記、エクセル、ワード、電卓などの資格を取得する。
- 『大学は4年間も行きたくない』かといって『就職はまだしたくない』という理由で商業系の専門学校へ通う。
- 専門学校では簿記の資格を取って就職活動をする。
- 特に行きたい企業もなく、惰性で就職活動を行い、『休みが多い』という理由で警備会社へ就職する。
- 実際に警備会社に入社してみたら、休みがほとんどなく話が違ったので3ヶ月で辞める。(同期が7人いましたが3ヶ月ほどで4人が辞めました。おそらくブラック企業というやつです。)
常に大切な選択を『消去法』で選んでいたように感じていて、基本的には敷かれたレールの上をダラダラ歩いていました。
しかし、会社を辞めて、リゾートバイトを始めて、それから人生の全ての選択肢を主体的に自分で選ぶようになってからは、多少頭を使うようになりました。



『自分はどういう状態になったら幸せなんだろう』と考えるようになりました。
結果、現在は複数のブログを運営して生計を立てており、主体的に生きています。
全部自分が選んでいる道なので、失敗しても自分のせいです。それが楽しいです。人のせいにしなくなるので。
自分の意思で始めたスノーボードには異常なくらいにハマって、5年間も、冬の期間はスキー場で働くようになり、スノーボードに明け暮れていました。
そこで出会った仲間たちやスノーボードは一生の財産です。
こんな感じで、リゾートバイトをキッカケに主体的に行動するようになってからは、割と人生が楽しいです。



『主体的に行動する』とか当たり前な話ですが、私にとっては大きな発見です!
私がアラサーまでリゾートバイトを続けて得たもの!


私がアラサーまでリゾートバイトを続けて得たものは以下です。
- 同じ価値観を持つ仲間
- 「いつでも戻って来ていいよ」と声をかけてくれる職場
- 「どこへ行っても自分らしく生活できる」という自信



一つずつ紹介します。
同じ価値観を持つ仲間
リゾートバイトを続けた結果、同じ価値観の仲間ができました。
今までに出会った人は100人以上を超えますが、未だに連絡を取っていて心の底から「仲間」と言える人が今でも数人います。
- 北海道に住む男性
- 東京に住む男性
- 千葉に住む男性
- 兵庫県に住む男性
- 名古屋に住む男性
- 奈良に住む女性
- 福岡に住む男性
頻繁に会ったり、連絡を取り合うわけではないですが、時々、近況報告しあっています。
全国に価値観の合う友達ができたのは、リゾートバイトを続けて得たものの一つですね。



リゾートバイトを通じて知り合った仲間は私の財産です。
「いつでも戻って来ていいよ」と声をかけてくれる職場
私は長野県のペンションで約半年間、働いていたことがあるのですが、そこのペンションのオーナー夫婦には、かなり可愛がってもらうことができ、「仕事に困ったらいつでも戻って来ていいよ」と声をかけてもらっています。
どこまで本気で言ってくれたのかわかりませんし、数年前の話なので、こんなことを話したことも、忘れてしまったかもしれませんが、それでも、「いつでも戻って来ていいよ」という声に救われています。
自分の中で「最悪、困ったら戻れば生きていける」と今でも思っているので、精神的に楽です。
このように声をかけてくれた職場ができたのも、リゾートバイトを続けて良かったと感じることの一つです。



「最悪、雇ってくれる職場がある」と思えると、いろいろ挑戦できます。そういう意味でも精神的に楽になります。
「どこへ行っても自分らしく生活できる」という自信
リゾートバイトを続けると、いろんな土地でいろんな人と仕事をすることになります。
簡単な仕事が多いので密なコミュニケーションはありませんが、それでも、「いろんな土地でいろんな人と働いた」というのは良い経験になります。
この経験から、私は、
- どんな人ともコミュニケーションが取れる
- どんな土地でも自分らしく生活できる
という能力が身についたように感じます。
もちろん例外はありますが、いろんな人と関わったことで、ある程度のコミュニケーション能力と協調性が身についたように感じます。
また、「どんな土地でも、最低限の持ち物があれば生活できる」という自信もついたので、余計なものを買わなくなりました。
「どんな場所でも、どんな人と働いても、自分らしく生活できる」という自信が持てたのは、間違いなく、リゾートバイトを続けたからだと感じます。



リゾートバイトでいろんな人と接したことで、人見知りが改善されました。
私が30代アラサーまでリゾートバイトを続けて失ったもの!


アラサーまでリゾートバイトを続けたことに関して、後悔はありません。
実際、リゾートバイトへ行き、学んだことや得たものは多いです。
ただ、アラサーまでリゾートバイトを続けた結果、失ったものもあります。
それが以下ですね。
- 真っ当なキャリア
- 一般常識がない
- 親戚や地元の友人との距離感



一つずつ紹介しますね。
真っ当なキャリア
私自身、まともに就職して生活していたことがないため、職歴欄はズタボロです。
リゾートバイトを長年続けた人のあるあるかもしれませんが、職歴を細かく書こうとしたら、いろんな場所で働きすぎていて、だいぶ散らかっています。
おそらく、一般企業へ面接に行ったら、「結局何がしたかったの?」「何ができるの?」みたいな感じで、良い印象は持たれないでしょう。
それどころか、「この人は長く仕事を続けられない人」というレッテルを貼られる可能性もあります。
この点は長年リゾートバイトを続けて、失ったものの一つです。



サラリーマンとして出世するのは諦めました。
一般常識がない
アラサーまでリゾートバイトを続けて気付かされるのは、一般常識がないことです。
他のリゾートアルバイターさんには共通せず、私だけの問題かもしれませんが、基本的に、『社会人マナー』みたいなことが全然わかりません。
私の場合、リゾートバイトを続けながら、ブログ運営で生計を立てていたのですが、「クライアントさんとのメールのやり取り」一つとっても大変です。
というのも、ビジネスメールを送った経験がないので、自分で調べながら返信メールを作成するのですが、これが一苦労。



相談できる上司や先輩はいないので、正しく文章が書けているのか常に不安です。
さらに、何度か、ブログの売買などで、クライアントとZOOM面談したことがあるのですが、ビジネスマンとしての「言葉遣い」や「立ち振る舞い」なども全くわからず苦労しました。
リゾートバイトはあくまで、観光地でのアルバイトや派遣なので、このような「社会人マナー」を学ぶ機会が少ないです。
そのため、リゾートバイトから一般サラリーマンに転身する際は最初苦労するかと思います。
この点も失ったものの一つになりますね。



20代の時は気にならなかったのですが、30歳を超えてから気になるようになりました。
親戚や地元の友人との距離感
アラサーまでリゾートバイトを続けて気付かされるのは、親戚や地元の友人と距離が開くことです。
『リゾートバイト=フリーター』というのが世間の見え方なので、親戚や地元の友人から「まだフラフラしているの?」と心配されたり、冷ややかな目で見られることが増えます。
20代であれば問題ないですが、30代を超えると、気を使われることも多く、なかなか会いずらかったりします。
これはリゾートバイトに限らず、「フリーター」や「派遣社員」など非正規で働いている人、全てに言えることかもしれませんが、この点は、リゾートバイトを続けて失ったものの一つですね。



考え過ぎかもしれませんが、親戚や地元の友人と会うのが気まずくなります。
不安なくリゾートバイトを続けている人の特徴!


アラサーまでリゾートバイトを続けていると、将来が不安になります。



このままリゾートバイトを続けていいのかな?将来が不安になってきた。
私自身、32歳くらいから、将来が不安で眠れない日が続いたことがありました。
そんな日が続く中、「何歳になってもリゾートバイトを続けて楽しく生活している人」がいるのも事実。
では、不安なくリゾートバイトを続けている人ってどんな人なのか。
私が出会った人の中でいうと、以下のような人は、不安なくリゾートバイトを続けていた印象があります。
- 学生
- 20代の若い人
- 転職先が決まっている人
- 手に職を持っている人
- 自分の力で稼げる人
- 副業でリゾートバイトしてる人



一つずつ紹介しますね。
学生
学生は「何をやってもOK」です。
専門学生や大学生であれば、どれだけリゾートバイトへ行っても不安に感じることはありません。
逆にいうと、一般サラリーマンとして生活するなら、リゾートバイトへ行くのは学生時代しかないです。
20代の若い人
20代なら、まだ一般企業への就職も間に合います。
もちろん、新卒を失っている場合は、就職先が限られますが、それでもまだまだ選択肢はあります。
転職先が決まっている人
リゾートバイトは、転職する前に参加する人もいます。
すでに転職先が決まっているであれば、リゾートバイトへ行っても不安に感じることはありません。
手に職を持っている人
リゾートバイトは手に職を持っている人も安心して続けられます。
私がリゾートバイト先で出会った人でいうと以下のような人たち。
- 看護師
- 介護士
- 保育士
- 整体師
- 歯科衛生士
- 電気工事士
- 建築士
それぞれの業界に関して詳しいわけではありませんが、話を聞くと、「いつでも職場に復帰できる」と言っていたので、やはり、手に職を持っている人は強いなと感じました。



ある程度の実務経験と資格を保有している人は、いつでも現場復帰できるようなので、食いっぱぐれないです。
自分の力で稼げる人
リゾートバイトへ行くと、時々、自分で仕事をしている人がいます。
具体的には以下のような仕事ですね。
- プログラミング
- ライター
- 動画編集
- アフィリエイト
- YouTube発信
- 音楽制作
- 物販ビジネス
フリーランスや自営業で自分の力で稼ぎつつ、時々、リゾートバイトで働いている人がいます。
上記以外にもいろんな仕事があると思いますが、私が出会ったのは上記のフリーランス。
エンジニアの仕事をしながらリゾートバイトしたり、ライターの仕事をしながらリゾートバイトしたり、スキー場で働いているときは、スノーボード用品をネットで売って稼いでいる人もいました。
このように自分の力でそもそも稼げる人は、リゾートバイトへ行っても全く不安な気持ちにはならないでしょう。



自分で稼げる人はいつの時代も強いですね。
副業でリゾートバイトしてる人
リゾートバイトは副業で働きに来る人もいます。
というのも、リゾートバイトは『2日〜3日』や『1週間〜2週間』程度の求人も多く、週末や「GW」「お盆」「年末年始」といった長期休みを利用して働く人がいます。
このような期間であれば、正社員として働いている人も、副業でリゾートバイトへ行くことが可能。
具体的に私が出会った人は以下のような人たちです。
製造業
→GW、お盆、年末年始の工場が止まっている期間に働いている
土日休みのサラリーマン
→週末(土日のみ)のリゾートバイトで働いている
植木屋
→冬の仕事がない期間だけ働いている
農家
→冬の仕事がない期間だけ働いている



農家の人が冬の期間、スキー場で働いているのは結構あるあるです。
後は、正社員ではありませんが、期間工の人や、派遣社員の人が長期休みを利用して、短期リゾートバイトへ行くケースもあります。
他にも、かなり珍しいですが、水上土木の仕事をしていて、長期休みを利用して働きに来ている人もいました。
上記のような感じで、正社員や普段別の仕事をしていて、長期休みや有給を使って働きに来る人も一定数います。



副業でリゾートバイトするぶんには不安に感じることはありません。
まとめ:アラサーまでリゾートバイトを続けて失ったものもあるけど得たものもあります。
アラサーまでリゾートバイトを続けた結果、失ったものもありますが、多くを学び、多くのものを得ることができました。
失ったもの
- 真っ当なキャリア
- 一般常識がない
- 親戚や地元の友人との距離感
学んだこと
- 手元に残るお金が重要である。
- 多様な生き方があることを知る。
- 主体的に行動することが大切である。
得たもの
- 同じ価値観を持つ仲間
- 「いつでも戻って来ていいよ」と声をかけてくれる職場
- 「どこへ行っても自分らしく生活できる」という自信
そのため、リゾートバイトを続けたことに後悔はありません。
この記事をここまで読んでくれたあなたは、きっと、リゾートバイトにかなり興味があるかと思うので、もしも、まだ始めていないのなら、ぜひ、飛び込んでみてください。



もちろん、合う合わないがあるので、まずは、短期から始めて見るのがおすすめです。
コメント